薬師丸ひろ子さんについて
2013年 12月 12日本題に。
近頃のNHKドラマあまちゃんの人気で再び注目を浴びている薬師丸ひろ子さんと小泉今日子さん。二人とも若い当時はとっても人気のあるアイドルでしたが、歳を重ね、良い女優になりました。今はドラマの影響でなにかと比べられているようで、どちらか好きでしたか?どちらが人気ありましたか?などとネット上でもとりあげられています。
彼女らはまさに私と同世代のアイドル。薬師丸さんは角川映画の全盛期の大人気女優で小泉さんはアイドル歌手。どちらが人気あったのか単純には比べられません。小泉さんも本当に可愛くてヒット曲がたくさんあったトップアイドルだったけれど、上には圧倒的に人気があった松田聖子さんがいたので、2番手という感じが拭えない。薬師丸さんの絶頂期は圧倒的な人気で他に匹敵する人気女優がいなかったことから、カリスマ性は薬師丸さんの方があったかもしれません。
私はどちらかというと同じ角川の原田知世さんの方が透明感があって好きだったのですが、薬師丸さんの若い時は眼力といい、類まれな女優のオーラがあってクラスの男子生徒が熱狂的になっていたのを覚えています。
彼女が歌った映画の主題歌はその独特な透明感のある声と名曲に恵まれ、次々とヒットしました。
若い時によく聴いた曲は大人になっても色あせないとはよくいいますが、私にとって薬師丸ひろ子さんの曲は格別みたいです。せつない女心を歌う曲が多かったのですが、その歌詞がこんなオバサンになった今でも胸にひびきます。
Woman“Wの悲劇”より
もう行かないで そばにいて
窓のそばで腕を組んで
雪のような星が降るわ
素敵ね
もう愛せないと言うのなら
友だちでもかまわないわ
強がってもふるえるのよ
声が……
確かに若い時はこのような心境になったことがありましたね。歌って不思議ですね。一瞬で当時の思いがよみがえるのですものね。若いっていいですね。恋って苦しいけれどいいものですね。若い人は(いやいや。おばあさんになっても)恋をしましょう!それも中途半端じゃない、本気の恋を。結果はどうであれ、成長の糧となり、宝になります。
今夜は薬師丸さんのWOMANを聴いて寝ましょう。